1. 古酒と琉球料理 うりずん | 沖縄の本土復帰の年に創業した 新たな沖縄文化を創造する栄町の老舗店

古酒と琉球料理 うりずん | 沖縄の本土復帰の年に創業した 新たな沖縄文化を創造する栄町の老舗店

【投稿日】2022年08月19日(金)| 沖縄発



戦後の復興期に誕生した栄町に位置する「うりずん」。沖縄の家庭料理から宮廷料理まで食べられ、「どぅる天発祥の店」としても知られています。



1972年の創業時とかわらぬ素朴な店内。カウンターやテーブル席、2階には40名程度が利用可能な座敷も用意されています。



沖縄県内全酒造所の泡盛を取り揃え、一合ずつ注文できるので、気の置けない友人と飲み比べてみるのも楽しいです。



首里の古酒蔵で熟成される「咲元古酒(8年)」は、店内の巨大な甕から注がれます。



うりずん発祥の「どぅる天」はマストで頼みたい一品。練った田芋をコロッケのように揚げ、表面はカラり、中はふっくらと仕上げています。



宮廷料理のセーファン。澄んだ鶏出汁がごはんにしみ込んだ、上品な出汁茶漬け。



常連客に意外と人気なのが沖縄そば。沖縄そばはハーフサイズも用意されているので〆にもぴったり。





木の温もりが伝わる店内は居心地がよく、時間の過ぎるのを忘れて島酒と沖縄料理をじっくり堪能できます。

琉球グラスでいただく泡盛と、やちむんに盛り付けられた沖縄料理の数々。素朴ながら贅沢な沖縄がここにありました。

うりずん

昔ながらの風情ある面影を残す「栄町商店街」。一時はシャッター商店街化していたものの、現在では若い人々による新たな飲食店が次々と出店し、夜になると多くの地元客や観光客で賑わいます。
そんな栄町を代表する老舗店であると同時に、栄町を世に知らしめた立役者が今回ご紹介する「うりずん」。沖縄の伝統料理である、田芋を練った「ドゥルワカシー」をコロッケ状にまとめて揚げた「ドゥル天」発祥の店としても知られます。気鋭の創作料理も、今や沖縄料理の定番として各家庭で楽しまれるまでになっています。「ドゥル天」以外にも、カツオ出汁の効いた「沖縄そば」や箸がスッと入るほど柔らかく煮込まれた「ラフテー」など、とにかく一品一品のクオリティが極めて高く、何を頼んでも間違いがありません。 戦後の泡盛復興にも尽力し、首里に構えた古酒蔵では、「うりずん」オリジナルの古酒を、甕で丁寧に育てています。お店を訪れた際には、時間と甕が育てる泡盛の深い味わいに触れてみて!


【住所】
沖縄県那覇市安里388-5

【営業時間】
17時30分~24時

【定休日】
なし

【問い合わせ(電話番号)】
098-885-2178

【アクセス】
ゆいレール安里駅から徒歩2~3分

【外部サイト】
⇒公式HPはこちら

【席数】
110席(座敷あり)

【駐車場】
なし(近くにコインP有り)
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

【投稿日】2022年08月19日(金)【投稿者】たびらい編集部

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