1. むつみ橋かどや|那覇で一番の老舗そば専門店 昔ながらのオーソドックスな味わいの極み

むつみ橋かどや|那覇で一番の老舗そば専門店 昔ながらのオーソドックスな味わいの極み

【投稿日】2023年05月01日(月)| 沖縄発



国際通りのほぼ中央、多くの人で賑わうむつみ橋交差点近く。店は老舗らしくひっそりとした佇まいで、さりげなく白抜き暖簾がかかっています。


※こちらは2019年度のメニューになります。価格が異なるため、最新の価格は下記【メニュー例】をご確認ください。

メニューはそばといなりずしだけ。周辺で働く地元客や週に何度も通う常連さんも多数。昔からの常連のそば通だけでなく、最近では女性や学生にも肉なしのかけそばが人気。食べ盛りの若い人にはおかわり麺も好評。



店主の石川幸紀さんは2代目。先代の跡を継いでもう43年目になるそう。一つ一つのさりげない動作が美味しい沖縄そばを仕上げています。



じっくり煮込んだ骨付きバラ肉のソーキをトッピングした「ソーキそば」。やわらかで肉の旨味がしっかり感じられます。



スープはダシ骨をじっくり8時間かけて白濁する直前まで煮出し、トッピング用のロース肉やソーキの茹で汁を加えている。豚ダシオンリーにも関わらず深いコクと旨みがあるが、意外とあっさり。もっちりしてツルツルの麺との相性もよく、シンプルな味わいなので何度も食べたくなります。



豚ダシの味わいが強いスープには、コーレーグスや唐辛子よりもコショウ系の香辛料のピパーツ(ヒハツ、ピパーチ、ピヤーシなどいろいろな呼び方がある)が一番合う、という人も。



三枚肉とは違った美味しさのロースそばは、肉本来の味わいがあるとファンも多い。そばと一緒に食べるいなりも人気。

変わらない味を守るため、あえて支店は出さないという。その心意気に地元からも愛されています。

那覇で一番の老舗そば専門店。昔ながらのオーソドックスな味わいの極み
戦後しばらくしてオープンしたという創業65年目、那覇で一番の老舗沖縄そば専門店。当時、沖縄そばは今のように気軽に味わえるものではなく、豚のダシ骨をじっくり煮出したスープや煮付けた豚肉がトッピングされいて、何もない時代には庶民にとってささやかなご馳走だった。43年前に跡を継いだ2代目は、その当時の味を守りつつ今の人でも飽きのこない味わいに仕上げている。そばの特徴は鰹節使わずにダシ骨をじっくり時間をかけて煮出し、そこへロースや三枚肉、ソーキの茹で汁を加えることで、豚ダシの味が重層的な深いコクと旨みになっているところにある。また、麺は中太でやわらかいけれど独特なコシがあり、食べ始めから食べ終わりまで変わらない食感で、深い旨みのスープとの相性も抜群。オープン当初からの人気メニューは、ネギとカマボコと紅ショウガだけがトッピングされた「かけそば」。沖縄そばと麺とスープの本来の味わいがわかると昔からのそば通に支持されている。沖縄そばを愛する作り手と地元客といっしょに、じんわりと沖縄ならではのうまさを味わってみては。


【住所】
沖縄県那覇市牧志1丁目3-49

【営業時間】
11時~17時

【定休日】
火曜(不定休あり)

【問い合わせ(電話番号)】
098-868-6286

【交通】
ゆいレール美栄橋駅から徒歩約4分

【平均予算】
ランチ:400円~
※クレジットカード 不可

【席数】
約22席、7席カウンター有り

【駐車場】
なし

【メニュー例】
ソーキそば 800円/三枚肉そば 700円/ロースそば 600円/かけそば 400円/いなりずし一皿(2コ)100円/おかわり麺 100円

【投稿日】2023年05月01日(月)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×