1. ニシムイそば|沖縄の文化を伝えたい オーナーの思いを一杯のおそばに

ニシムイそば|沖縄の文化を伝えたい オーナーの思いを一杯のおそばに

【投稿日】2019年06月22日(土)| 沖縄発



アクロスプラザ古島駅前飲食棟2階に移転オープンした「ニシムイそば」。



店内の席数は42席で広々とした空間です。県内各地の作家が手がけたやちむんや書、絵画などにも注目。



貴重なやちむんにも、直に触れることができます。



東風平の店舗で使っていたのれん。県内を代表する染織家の平敷 慶秋氏が手がけたものです。  



目まさに看板メニューというべき「ニシムイそば」。こだわりの冬瓜とスープを、ソーキのあっさりした味わいが引き立てます。豚骨と鶏の動物系スープはこってりしてるかと思いきや、味わい深くあっさり。女性に人気なのも頷けます。



こちらは香ばしいカツオ出汁の「古島そば」。お麩や人参をねりこんだヒラヤーチー(沖縄風お好み焼き)がとっても美味。



単品の「冬瓜(2個)」も。じっくり味付けをした冬瓜は、野菜嫌いの子どもでも「美味しい!」といって食べるほど。美容にも良いと言われており、女性にもおススメ。

沖縄の工芸品に気軽に触れてほしいと、そばの器は全てやちむん。食後はお皿を眺めて楽しめます。

沖縄の文化を伝えたい
オーナーの思いを一杯のおそばに

那覇市壺屋に生まれやちむんに触れて育ってきたオーナーの松本さんが、その良さを伝えたいと八重瀬町東風平(こちんだ)に沖縄の工芸品を展示していた「西森(ニシムイ)美術」をオープンさせたのが、今からおよそ8年前。「工芸品だけ置いてると、敷居の高いイメージがあるので、でもいろんな人に見に来てもらいたくて…。」そこで目をつけたのが沖縄そば。「器をやちむんにすればもっといろんな人が触れてくれるし、食文化も一緒に伝えられる。」と松本さん。「でもほかの沖縄そばと同じものは作りたくない。」とあえて配合バランスの難しい動物系出汁を使い、八重瀬町特産の冬瓜をトッピングすることで「ニシムイそば」が誕生しました。その美味しさと珍しさが話題になり、お店はすぐに人気に。でも当時のお店は10席ほどしかなく、これではキャパシティが足りないということで去年の7月にショッピングセンター・アクロスプラザ古島駅前飲食棟2階に移転オープンしました。それでも松本さんの工芸品への思いは変わりません。店内には県内の伝統工芸師によるやちむんや書などが飾られ、沖縄そばを味わいながら工芸品に触れることができます。「オリンピックに空手が採用され、来沖する外国人も増えるかもしれない。彼らにもこうやって沖縄の文化を伝えていきたい。」と松本さんは楽しそうに話してくれました。


【住所】
沖縄県那覇市銘苅1丁目19-2 アクロスプラザ古島駅前飲食棟2F

【営業時間】
11時~21時(ラストオーダー20時30分)

【定休日】
年中無休

【問い合わせ(電話番号)】
080-6498-2461

【アクセス】
那覇ICから車で約15分

【外部サイト】
⇒公式HPはこちら

【平均予算】
600円~
※クレジットカード 不可

【席数】
約40席 

【駐車場】
あり

【メニュー一例】
ニシムイそば/古島そば/特製豚メシ/ソーキ/冬瓜/ぜんざい

【投稿日】2019年06月22日(土)【投稿者】たびらい編集部

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