" />" /> 沖縄そば すぅ〜ぎぃ〜じぃ|お客さんに喜んでもらえる一杯を その思いは三線の音色とともに | たびらい
  1. 沖縄そば すぅ〜ぎぃ〜じぃ|お客さんに喜んでもらえる一杯を その思いは三線の音色とともに

沖縄そば すぅ〜ぎぃ〜じぃ|お客さんに喜んでもらえる一杯を その思いは三線の音色とともに

【投稿日】2019年06月21日(金)| 沖縄発



那覇市泊の路地裏、静かな場所にひっそりと佇むこのお店。旅人が足を休める場所をイメージした入り口は、夏でも涼しい風が吹き抜けます。



まるでおばぁの家に来たような雰囲気の店内は心も体もリラックスできます。窓際の席は、柔らかな日差しが当たって気持ち良さそう。



「沖縄の芸能に気軽に触れてほしい。」と、店内のいたるところには三線が置かれています。注文の際は呼びベルならぬ、この呼び三線を鳴らしてみて。



定番のすぅ~ぎぃ~じぃそば(小)にマグロ漬け丼セットになった「マグロ漬け丼ぶりセット」。沖縄そばもさることながら、朝一番で買い付けるマグロの丼ぶりは新鮮で美味い。       



「てびちそば」。骨を省き食べやすくしたてびちは、それほど脂っぽくないのに肉のうまみが詰まっていてジューシー。2つの太さの麺で、歯ごたえも楽しめます。



本来のスープを思う存分味わったら、別皿の追いワサビを入れてみて。ふんわりとしたワサビの香りと味わいで、スープがさらにさっぱりとします。



そばと一緒に是非味わってほしいのが、この「ビーグじゅ~し~」。ビーグとはい草のこと。ビーグの粉末を使い炊き込んだじゅーしーは、一口食べれば上品で爽やかな香りと味わいが口の中に広がります。

本琉球古典音楽師範代の免許を持つ崎濱さん。タイミングが良ければ、沖縄そばを食べながら崎濱さんの演奏も聞けることも。15時半からは三線教室も開催しています。初心者でも大歓迎。気になる方は問い合わせをしてみて。

お客さんに喜んでもらえる一杯を
その思いは三線の音色とともに

この沖縄がかつて琉球王国と呼ばれていた頃、当時那覇市泊(とまり)にあった霊徳山崇元寺(れいとくざんそうげんじ)周辺には、首里城へ向かう人々が足を休める茶屋がいくつかあったと言います。店名の「すぅ~ぎぃ~じぃ」は、その崇元寺の沖縄読みを元にしたもの。「当時のように、ここが仕事や観光の休憩場所になると嬉しいですね。」とオーナーの崎濱さんは言います。15歳から本格的に三線を始め、琉球古典音楽師範代の免許を持つ崎濱さんが沖縄そばに目覚めたきっかけは、大学生の頃に食べたとある那覇の名店のそば。「1つ1つの素材の旨味が伝わってくる麺とスープ、その洗練された味わいに感銘を受けて沖縄そばを始めました。」1から沖縄そばを勉強し、理想を追い求めてたどり着いたのがこの手作りの自家製麺です。手間がかかるし力が要る麺づくりですが、「小麦粉が自分の手で麺になっていく様を見ていると楽しくて、これだけは誰にも譲れません。」と、麺を語るその表情は我が子の成長を見守るお父さんのよう。今では沖縄そばの発展のための活動もしている崎濱さん。沖縄と、沖縄の文化が好きという心から生まれた至極の一杯をご堪能ください。


【住所】
沖縄県那覇市泊1丁目8-15

【営業時間】
午前11時30分~15時(売り切れ次第終了)

【定休日】
火曜日 ※不定休あり

【問い合わせ(電話番号)】
098-863-8553

【アクセス】
那覇ICから車で約15分

【平均予算】
680円~
※クレジットカード 不可

【席数】
約25席 

【駐車場】
あり 3台

【メニュー一例】
すぅ~ぎぃ~じぃそば、ビーグじゅ~し~セット、マグロ漬け丼ぶりセット、ハラミ丼

【投稿日】2019年06月21日(金)【投稿者】たびらい編集部

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