1. 琉球島料理 田芋(たーんむ)|祝い事に欠かせない県民食材を 味わい尽くせる田芋料理専門店

琉球島料理 田芋(たーんむ)|祝い事に欠かせない県民食材を 味わい尽くせる田芋料理専門店

【投稿日】2019年06月26日(水)| 沖縄発



風情のある朱塗りの門が目印です。暖簾の上には裏庭になっているバナナが下げられていたり、茂みの裏にはスパイダーマンが潜んでいたりとフォトジェニックな仕掛けがあります。



看板メニューは田芋定食。揚げる、煮るなど様々な調理法を駆使して田芋の美味しさが引き出されています。



最初に紹介したいのは「ムジ」と呼ばれている田芋の茎の部分です。柔らかい歯ざわりと酢味噌の爽やかさが印象的。手間がかかるのでなかなかお目にかかれないレアな部位です。



続いては琉球料理店でもおなじみのドゥル天です。表面はカリッと、中は柔らかいのが特徴です。単品でも注文できるので、ぜひトライしてみてください。   



こちらはユーモラスなあだ名を持つ沖縄の魚「おじさん」の唐揚げ(時価)です。ヒゲが生えていて、ふらりふらりと千鳥足のように夜の海を歩いていることから、このあだ名がつけられたのだそう。旨みたっぷりの皮と、しっとりあっさりした白身が自慢です。       



ご飯ものでおすすめなのが、久米島産の地鶏が美味しいトロトロ卵の親子丼。清らかな水と瑞々しい森で知られる久米島は自然豊かな離島です。この島でのびのびと走り回り、ウコンや月桃を混ぜた自家配合飼料で育った鶏なので、臭みがなく、プリップリの肉質と旨味を楽しめます。     



デザートは、田芋スコーン。田芋を生地に練りこんであるのでしっとりなめらか。パイナップルやパッションフルーツのフルーツバターが味を引き立てます。

外からの自然光と琉球ガラスのランプシェードが放つ柔らかい光に包まれた店内。壁には紅型の着物や花笠が。窓の外には写真映えするオブジェがあります。

  
祝い事に欠かせない県民食材を 味わい尽くせる田芋料理専門店

「琉球島料理 田芋(たーんむ)」は、沖縄でもあまりお目にかからない田芋料理の専門店です。子孫繁栄の象徴的な食材である田芋は、独特の甘みと旨みが特長の美味しい芋なのですが、アクが強く下ごしらえに手間暇がかかることから、一から手作りされた料理を味わうことが難しいレアなグルメ食材です。こちらのお店では、直営の水田で丹精こめて育てた田芋を使っているので、でき上がった料理から関わった人の愛情が伝わってきます。店長の一番のおすすめは、ドゥル天です。下ごしらえした後、練り上げた田芋をだし汁で練り、椎茸やムジ(田芋の茎)を加えて作ったドゥルワカシーをカリッと揚げた天ぷらです。そのほか、タレを絡めた唐揚げや、黒糖を使って甘く練った田楽など、代表的な田芋料理を堪能できます。子ども連れのお客さんに配慮して、魚の唐揚げが食べやすいようにカットされていたり、気の利いた写真が撮れるように仕掛けがあったりと、沖縄流の心配りがありがたいお店です。2階席もあるので団体での利用にもおすすめです。お店のすぐ近くには、県内でも1、2位を争う人気の道の駅(道の駅おんな)や、眺めのいい図書館や博物館がありますので、お腹を満たした後は周辺をのんびり歩いてもいいかもしれません。


【住所】
沖縄県恩納村仲泊2081-1

【営業時間】
ランチ/12時~14時、ディナー/17時~23時(ラストオーダー 22時)

【定休日】
火曜日

【問い合わせ(電話番号)】
098-964-6444

【アクセス】
沖縄自動車道石川ICから車で約10分

【平均予算】
ランチ600~1500円
※クレジットカード ディナーのみ可(VISA、MASTER、JCB等)

【席数】
60席

【駐車場】
あり

【投稿日】2019年06月26日(水)【投稿者】たびらい編集部

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