1. 大衆食堂ミルク|変わらぬ安心感のあるおいしさ。 マチグヮーの人たちに愛される老舗食堂

大衆食堂ミルク|変わらぬ安心感のあるおいしさ。 マチグヮーの人たちに愛される老舗食堂

【投稿日】2023年05月01日(月)| 沖縄発



時代を感じさせる入口は中が見えないため入りにくいが、中に入ってしまうと初めての人でも懐かしいアットホームな雰囲気。市場周辺で働く人や市場に通う常連客が多い。



店内はどことなく民芸調。何年も通っているという年配の常連客はだいたい同じ席に座り、いつも決まったメニューを頼むことが多いという。



メニューはおよそ50種類。開店当初は沖縄そばやゆし豆腐、ゆし豆腐そば、豆腐チャンプルーなど限られていましたが、お客のリクエストに応えるうちに現在のメニューに。今でも材料があればメニューない料理を作る場合もあるといいいます。



てびち定食は沖縄そば付き。皮がプルプルになるまたやわらかくなったテビチをメインに、甘辛く煮付けた大根やニンジン、昆布やコンニャク、豆腐などが盛り付けられている。テビチに変わりに三枚肉とソーキの煮物がメインの煮つけ定食とほとんど同じ構成です。   



さりげなく人気メニューのオムライス。ニンジンや玉ネギ、ポークなどが入ったケチャップライスにオムレツというよりタマゴ焼きで包んだ、いかにも大衆食堂ならではな味わい。毎日でも食べたい素朴で懐かしい味わいが常連さんに人気。

店主の宮城敬さんは元和食の職人。マチグヮーで店を始めたいと思い、勤めていた店を辞めて奥さんと2人で今の場所で始め、以来、調理場を担当。店が狭いので当初は少ないメニューで始めたが、毎日来る常連さんに違う料理を食べさせたいと、お客のリクエストに応えるうちに今のメニュー数になったといいます。
       
大衆食堂ミルク

店主の宮城さんは和食出身で奥さんと二人でマチグヮー周辺で店を始めようと探していたが、立地のよい場所の物件はなく裏通りにあった今の店に落ち着いたという。店内は広くないので当初は沖縄そばやゆし豆腐、豆腐チャンプルーなどのチャンプルー類しかなかったけど、客からメニューにない注文が多く、足りない食材は市場に買いに走りリクエストに応えるうちに定番メニュー増えていった。その頃の客はマチグヮー周辺で働く人がほとんどで、宮城さんは「毎日のように来る客も多かったため、食べたいメニューを注文した時のは応えていた」という。今ではとんかつやカツ丼、チャンポンやオムライス、カレーライス、すき焼きや麻婆豆腐など和洋中琉といった、カツ丼などバラエティーに富んだメニュー構成になっている。人気メニューは常連客ごとに違うので特定できないが、煮付けやテビチ定食など昔ならの味わいのメニューが安定して出ているという。 ちなみに「みるく」とは沖縄の方言で「弥勒(みろく)」のこと。誰にでも優しい、懐かしさを味わえるタイムスリップ食堂だ。


【住所】
沖縄県那覇市松尾2丁目10-20

【営業時間】
10時~19時30分

【定休日】
日曜

【問い合わせ(電話番号)】
098-863-0231

【アクセス】
ゆいレール美栄橋駅から徒歩約10分

【駐車場】
なし

※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

【投稿日】2023年05月01日(月)【投稿者】たびらい編集部

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